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塩屋櫻井
長野県小布施町で200年続く江戸時代文化年間に創業の栗和菓子屋 塩屋櫻井 さん

文化5年に当時塩屋櫻井の主であった塩屋櫻井幾右衛門が栗らくがんを製造したのが小布施の栗菓子の始まりとされています
まさに小布施の栗菓子の歴史を語るには切っても切れないお店なんです
その塩屋櫻井さん、以前の店内はガラスのショーケースに商品が置かれているだけでしたが、コロナ禍をきっかけにリニューアルされました

季節のお花をあしらった生け花や、社長のおじにあたる画家・櫻井良さんの作品、おしゃれにデイスプレイされた栗菓子などまるでギャラリーかのような素敵な空間です
栗菓子の商品パッケージも和を感じる淡い色合いながら六角形や三角形、箱にリボンが付いているなどおしゃれで可愛い




社長の櫻井弘充さんは、
「道を歩いている人が入りやすいお店の雰囲気、幅広い世代の方にも手に取ってもらいやすいデザインを目指しました」
と話していたそうです
まさにその思い通り、私もずっとここのお店が気になっていて
ようやく入ってみた!といった感じなんです!!
そしてお店に入ると、笑顔で迎えてくれる優しい店員さん
ゆっくりと商品を見て選んでいると、落雁の試食をさせてくださりました
これがまた美味しい
色々見て迷った結果、今回はさくら純栗もなかを購入しました

さくら純栗もなか

純栗もなかは定番商品ですが、さくらverは3月〜5月までの期間限定です
もなかの皮はさくらをモチーフにしてあるだけでなく桜葉が練り込まれていてほんのりさくら風味
中の栗あんはそのまま、塩屋櫻井さん自慢の栗あんです

この栗あん…

とーーーーーーーーっても美味しい!!
ねっとり、甘いけどちょうどいい甘さで栗のおいしさを引き立てている
サイズ感は手のひらに収まる大きさ
この量が重たくもなくちょうどいいです

こちらはすでにあんが入っているバラ売りで賞味期限は3日ほどですが、可愛い風呂敷に包まれた6個入りBOXはあんと皮が別々で自分で詰めて食べるスタイル
こちらの賞味期限はなんと約一年ほどあるそう
見た目の可愛さも素敵だし、期限が長いので ギフト、贈り物にぴったりです
ほとんどの栗菓子の元となる栗あんは国産栗100%
栗と砂糖だけで丁寧に練り上げています
200年もの間、人々に親しまれてきた老舗の“味”
美味しいのも納得です
店内の小上がりは将来的には飲食できるスペースにして気軽に栗菓子を楽しんでもらいたい
そんな風に考えているそうです
栗菓子の製造、店内、商品パッケージデザイン、企画PRの展開など老舗の栗菓子を愛するチームと共に200年の伝統を守りつつ、次の200年に向けて日々進化を続けている塩屋櫻井さん
小布施に行ったら必ず行くべき素敵な和菓子屋さんです
ごちそうさまでした
お店情報
【 塩屋櫻井 】
和菓子
https://obusenoshioya.jp/
テイクアウト専門
場所 〒381-0201 長野県上高井郡小布施町 大字小布施中町537
営業時間 9:00〜18:00
定休日 不定休
駐車場 なし(近隣に有料駐車場あり)
今回頼んだメニュー
・さくら純栗もなか ¥250(税込)